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皆さんこんにちは!libriです。今回は実写化された小説特集その4を紹介します。今回紹介させていただくのは作者浅倉秋成さんの六人の嘘つきな大学生です。2022年本屋大賞にノミネートし数々のミステリランキングでも紹介された話題沸騰中の作品です。昨年映画化もされました。
本のストーリーを簡単に紹介させていただきます。
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新卒採用試験に臨む六人の就活生に焦点を当てた小説。成長著しいIT企業スピラリンクスの最終選考に残った六人。1ヶ月後の最終選考のグループディスカッションに向けて準備を進めた六人だったがその直前に選考内容が変更になる。
それは六人の中で誰が最も内定に相応しいかを議論するというものだった。突然の変更に戸惑う六人だったが最終選考の最中六通の謎の封筒が見つかる。それは○○は人殺しという告発文だった。六人は過去にどんな罪を犯してどんな噓をついたのか。そして犯人の目的とは。
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この本を読んだ感想としては自分が予想していた展開とは大きく違い作者には裏切られた。犯人の緻密なアリバイ工作、論理的な推論の完成度の高さに驚いた。
作中では就活生の葛藤、自分を取り繕うために出た些細な嘘も就活という人柄より学歴至上主義の弊害ではないかと考えさせられた。人には様々な面があり性格などを使い分けているので人の本質をしっかり見極める必要があると感じた。
今回は実写化された小説特集その4を紹介しました。
次回は質問の仕方や技術を向上させたい方におすすめのビジネス本を紹介します。どうぞお楽しみに!
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