※本ページはプロモーションを含みます。
皆さんこんにちは！libriです。今回は心がほっこりする小説を紹介します。今回紹介するのは作者原田ひ香さんの喫茶おじさんです。
本のあらすじを簡単に紹介させていただきます。
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主人公松尾純一郎57歳。大手ゼネコンを早期退職し、現在無職。妻子はあるが、大学二年生の娘亜里砂が暮らすアパートへ妻の亜希子が移り住んで約半年が経過。現在は別居中である。再就職のあてはなく、これといった趣味もない。
ふらりと入った喫茶店でコーヒーとタマゴサンドを楽しみ、せっかくだからもう一軒と歩きながら思いついた。これから趣味は「喫茶店、それも純喫茶巡り」にしよえう。コーヒーとその店の看板の味を楽しみながら各地を巡るが実は苦い過去を抱えていた。妻の反対を押し切り、退職金を使って始めた喫茶店をわずか半年で潰していた。
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この本を読んだ感想としては主人公はノーテンキで世間知らずの上に人の気持ちに鈍感。皆に口々に「本当に何も分かっていないんですね。」と言われる主人公は見ていて歯痒かったがその反面人間味が溢れており好感が持てた。
また、主人公が様々な人との触れ合いを通して変わっていき、家族との関係性にも変化が生じていく。クスッと笑える描写もあり感動もしたし非常に面白かった。
月ごとに章が分かれており1章20ページほどで終わるので読みやすい。作中に実在している純喫茶が出てきてコーヒーも食べ物もどれも美味しそうだった。
今回は心がほっこりする小説を紹介しました。次回はミステリー好きの方におすすめの小説その2を紹介します。どうぞお楽しみに！
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