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【小説概要】
皆さんこんにちは!libriです。今回は今も読まれるロングセラー小説を紹介します。今回紹介するのは作者三田誠広さんのいちご同盟です。発売は1991年と今から30年以上も前の小説で実写映画化もされています。簡単に本のあらすじを紹介させていただきます。
Amazon.co.jp : いちご同盟
【あらすじ】
中学三年生の主人公良一は、同級生の野球部のエース徹也を通じて、重症の腫瘍で入院中の直美と知り合う。徹也は対抗試合に全力を尽くして直美を元気づけ、彼女の十五歳の誕生日には、良一が病院の娯楽室でピアノを弾いて祝った。
そんなある日直美が突然良一に言った。「あたしと心中しない?」徹也、直美と知り合うことで良一の人間関係、価値観が変わっていく物語。
【本を読み終えての感想】
受験勉強や家族との確執、友人との死など良一や徹也が抱える悩みや葛藤、繊細な情景描写がしっかり作りこんであり読みやすかった。
直美の病気をきっかけに良一と徹也の正反対の二人の不思議な友情が愛おしく感じた。この小説を通して生と死は常に隣り合わせにあるのだと感じた。一日一日を無駄にせず精一杯生きていく必要があると直美を通して改めて考えさせられました。
題名の伏線が最後に回収されており約束通り二人とも百歳まで生きてほしいと願うばかりです。
今回は今も読まれるロングセラー小説を紹介しました。次回は実写化された小説特集その6を紹介します。どうぞお楽しみに!
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